4月29日(日)第二回いわきヘリテージ実験ツーリズムが60人の参加者により開催されました。今回は第二委員会(坂本征夫委員長)が主催し、珍道中のスタッフからは、同委員会副委員長のIgakenと、埼玉県民代表として、自衛消防大会の時にカメラクルーとして不完全燃焼に終わったさいたまりおが参加しました。なんとなくアカデミックな雰囲気の催しです。
内郷の常磐エンジニアリング敷地をお借りして、朝8:30より受付が開始されました。
映画フラガールで木村清二(高橋克実)がフラガールを目指す娘の木村早苗(徳永えり)を殴ったことに腹を立て、平山まどか(松雪泰子)が共同浴場に乗り込みます。そのシーンの撮影に使われた風呂のある会社です。
Igakenです。住吉抗の万石跡です。常磐とは違う風景です。
内郷は炭鉱発祥の地だけあり奥の深さを感じました。
埼玉県民代表の色男、さいたまりおと申します。勉強になりますね!!
オガちゃんです。映画フラガールでは公民館のシーンで、観客に扮して一番前の席で熱演をしたつもりなんですが・・・残念ながら賞を逃してしまいました・・・ん〜もう3時10分前か????


「ここはアニーハがしこを踏んでた場所だよね」と、参加者のみなさんが感慨深く眺めてるように見えます。
実際に「そうだよね」と何人かの方に声を掛けられました。
なんじゃこりゃ・・なんだ母子想の台座か・・・煙突みてぇーだ。
一方、左側で説明してる方が坂本委員長です。
どう、キマッてるでしょう・・・俺の決めのポーズだぜ!!
住吉抗の扇風機跡です。レンガがいいですね。くれぐれもウ○コを踏まないように気をつけてくださぁ〜い!!
※扇風機は蟻の巣のように掘削(ほっさくではありませんくっさくと読みます)された坑道(トンネル)に新鮮な空気を送風するものです。この場合、排風機が正しいようです。
休憩場所の内郷桜本の清光院では、食事の後、昭和29年に東大卒業後常磐炭鉱に入社した秋元さんの炭鉱に関する講話がありました。学生時代落研に所属し、現在も落語をこよなく愛し湯本で温泉寄席を主宰してる方で、内容もさることながら抜群の話し方でした。大変興味深く聞かせていただきました。30分でしたがもっともっと聞きたかったです。
秋元さんのお話の一部と、私見を以下にまとめました。記憶が完全ではなく、間違いも多いと思いますがご了承ください。また、専門的になりますので、興味のある方のみ読んでください。
斜坑などの坑道は、通気口と排気口がセットで2本掘削されます。その排気口に扇風機を設備して排気するのです。坑道のネットワークは蟻の巣のように複雑です。当然、口径、長さ、内壁の粗さなどの影響を受け複雑な流れになりますので、最適な扇風機の能力、設置箇所を決定し、作業者の安全の為に全ての坑道にまんべんなく新鮮な空気を循環させなければなりませんでした。
また、坑内の任意の箇所で圧力を測定すれば落盤などが起きると断面が阻害されて負圧になりますので、坑内のトラブルが事前に分かります。そこで専門の通気計算エンジニアが存在しました。おそらく、電気回路や都市ガス導管網の圧力損失解析と同じように、キルヒホッフの法則などを基本にしているように思われます。今ではコンピュータで容易く計算できますが、当時は計算尺やタイガー式計算機程度しかなく相当根気の要る作業だったと思われます。
さらに凄いのは、坑内の測量技術です。道路などのトンネルは入り口と出口がある1本ものですが坑道は複雑です。にもかかわらず開通する際には30cm以内の誤差だったと言うから驚きです。
石炭という夢のかけらを追い求める人間の計り知れない貪欲さを感じました。
特に興味を持ったのは、バスの中から見た宮沢の炭住跡に、共同便所がそのまま残っていたことでした。委員の説明では現在は使われていないとの事でしたが、電灯が点灯している事に気づいた参加者が「電灯がついてて、まだ使われてるのではないですか?」とたずねると、委員長がすかさず「あれは28年前からつきっぱなしです」と言って一同大爆笑だったことです。坂本委員長は現在常磐興産の役員で、映画フラガールの特典DVDのインタビュー編に出演しています。とてもユーモアたっぷりの方です。
この後、炭(すみ)の道などを散策しましたが、残念なことに余計なショットを撮りすぎてしまい、カメラ(携帯電話)のバッテリーが上がってしまいました。せっかく弥勒沢石炭記念館で渡辺為雄館長と再会できたのに・・・無念・御免です。

Author:黒幕et@l:yd@
プロフィール
ミスターQ
積極的、楽天的な性格を持ちストレスをほとんど受けない適度なアバウトさもある。ユーモアのセンスも備え、人と会って話をするのが好きで、話し出すと止らない。また、大勢の前で話すことをいきがいとしている。時々お茶目な面を垣間見ることができる。
趣味・・・・酒、映画
アニーハ
真面目、誠実を絵に描いたような性格で、頭脳明晰、何事も深く論理的に物事を観察し、鋭い洞察力を備えている。エリートであり何事にも積極的に取り組むため、リーダーとしての資質が高く政治家になれる力を持つ。エッセイや絵画にも造詣が深く、近くデビューする可能性がある・・
趣味・・・・読書、旅行、車、マイコンからパソコンまでコンピュータ全般